赤ニキビの原因と避けたい生活習慣|治すにはどうすればいいの?

いわゆるニキビとは、皮脂腺の慢性疾患のことを言います。
ニキビの状態と見え方よって、白ニキビ、黒ニキビなどの呼び名がありますが、なかでも痛みを感じ、目立ちやすく治りにくい「赤ニキビ」にお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな赤ニキビができてしまう原因や、治療法についてご紹介します。
原因をしっかりと知ることは、効果的な予防にもつながります。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

赤ニキビ 原因

赤ニキビが発生する原因

赤ニキビは毛穴が皮脂などで詰まり、炎症を起こしている状態。
この章では、そんな赤ニキビがなぜできてしまうのかについてご説明します。

そもそも赤ニキビとは?

ニキビ(尋常性ざ瘡)には、赤ニキビ以外に、白ニキビ、黒ニキビ、黄ニキビと呼ばれる状態があります。そのうち、アクネ菌の感染によって炎症が生じ、赤く腫れあがったものを“赤ニキビ”と呼びます
コメドはニキビの初期段階で、皮脂により毛穴が詰まった状態をいいますが、このコメドが悪化し炎症を起こすと、赤ニキビと言われる状態になると考えられています。

ニキビが発生する主な原因

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れ男性ホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌されると、毛穴の中に古い角質や皮脂が溜まって塊ができてしまいます。
皮脂の過剰分泌などにより角質や皮脂の塊がコメドの状態になることで、ニキビが発生します。

アクネ菌

アクネ菌は、皮脂腺に生息する常在菌でニキビがない肌にも存在します。
しかしコメドは、アクネ菌が繁殖しやすい場所であること、アクネ菌がコメドを悪化させ、大きなニキビを作る可能性があるため、アクネ菌が繁殖するとニキビの原因になりやすいと言えるので注意が必要です。

ニキビができる原因について、まとめた記事がこちらです。予防のためにもぜひ目を通してみてくださいね。

赤ニキビの原因になる生活習慣とできやすい場所

赤ニキビの原因は、ずばり細菌感染。細菌の感染による炎症が赤く見えることで、赤ニキビと呼ばれています。
適切に洗顔ができていない、夜ふかしで皮脂の分泌量があがるなど、ニキビの原因になる生活習慣や、気をつけたいポイントをお伝えします。
そのほか、できやすい場所についてもご紹介します。
ぜひご自身の普段の生活を振り返ってみてくださいね。

赤ニキビができやすい生活

大人ニキビの場合、ストレス、睡眠不足、不規則な生活、不適切なスキンケア、乾燥などによる肌荒れがニキビを悪化させる要因になりやすいと考えられています。
これらの症状は外的刺激や感染から肌を守るバリア機能を低下させやすくなるきっかけでもあり、外的刺激はニキビを悪化させる原因にもなりうるため、毎日の睡眠や食生活を整えることが大切です。
初期段階に正しい対策を行うことで、肌荒れや赤ニキビの進行をストップさせることができるので、ニキビ跡が残る心配も軽減します。

大人ニキビや吹き出物について、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。ぜひ目を通してみてくださいね。

赤ニキビができやすい場所

ニキビは皮脂腺の多い顔や胸、背中にできやすいと言われています。
顔のなかでニキビができやすい場所は、額、頬、口の周囲、あご、小鼻、髪の生え際が多いと考えられています。

顔のニキビが炎症を起こし、赤ニキビに変化するおもな要因は、紫外線や乾燥、髪やマスクの刺激によるもの。
胸や背中は衣類による刺激、汗などが原因に挙げられるため、注意すると安心です。

なぜ生え際にニキビができてしまうのか、こちらの記事にわかりやすくまとめてあります。

赤ニキビの予防と治し方

赤ニキビはできてしまうと厄介なもの。発生する前にしっかりと予防を行うことが大切です。
それでもできてしまった場合は、早めに適切な処置を行うことがキレイに治すポイント。
こちらでは予防と治し方についてご紹介します。

赤ニキビの予防方法

ストレスや不規則な生活、偏食を避ける

肌のターンオーバーの正常なサイクルを保ちやすくなるため、肌のバリア機能が維持しやすくなり健康的な肌につながります。

保湿をする

うるおいを保ち、肌のバリア機能を維持しやすくするため、毎日の乾燥予防はとても大切です。
洗顔や入浴後は特に乾燥しやすいため、化粧水や乳液を塗ると良いでしょう。

スキンケアは長く続けることが大切なので、使用アイテムの使用感は自分の好きなものを選ぶことがおすすめです。
乾燥は気になるけどさっぱりした使用感が好きという方は、ジェル状のオールインワンアイテムがぴったり。ローションタイプよりも肌に留まる時間が長く、肌表面のうるおいを保ってくれるほか、ひと塗りで化粧水・乳液・美容液の効果が得られるのも嬉しいポイントです。

こちらに乾燥肌の方にチェックしていただきたいニキビケアをまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

赤ニキビの治し方

皮膚科で治療する

睡眠時間や食事、乾燥予防などに気を配っても状態が改善されない場合は、皮膚科で抗菌薬(抗生物質)による治療を受けることをお勧めします。
症状が長引いて炎症がひどくなると、ニキビ跡の原因になるため、なるべく早めに医師に相談し、抗生剤や塗り薬などを処方してもらい、治療に当たるようにすることが大切です。
薬によってニキビの炎症を改善することで、治りが早くなります。

市販のニキビケア商品を試す

殺菌剤や抗炎症薬が配合された商品が売られているので、皮膚科に行く時間がない人は使用してみると良いでしょう。

赤ニキビ 原因

乾燥予防と紫外線対策で脱・赤ニキビ」

思春期に発生するニキビは過剰な皮脂分泌が原因の場合が多いですが、大人になってから増殖するニキビは、メイクがキレイに落ちきっていなかったり、食生活や睡眠時間の乱れによりホルモンバランスが崩れていたりすることが原因の場合が多くあります。

メイクをした日や、紫外線対策のために日焼け止めを塗った日はしっかりとクレンジングを行い、肌を清潔に保つことが大切ですが、顔の洗い方にも注意が必要です。
汚れを落としたいという気持ちが強くなるとついゴシゴシと擦って肌に摩擦を与えてしまいがちですが、肌に刺激を与えることはバリア機能の低下につながり、肌荒れを引き起こす心配があるためNGです。

まずクレンジングですが、乾燥肌や敏感肌、肌荒れでお肌が弱っている方は、オイルタイプよりも洗い上がりがマイルドで肌にうるおいを残してくれる、クリームタイプのクレンジングを選ぶと良いでしょう。
顔を洗う際は洗顔料をよく泡だて、その泡で肌を撫でるように優しく洗うことを心がけましょう。
洗いにくいフェイスラインや、皮脂の分泌量が多い方はベタつきがちなおでこ、Tゾーンなどを意識して洗顔すると、洗い忘れや皮脂汚れの洗い残しを防げるので試してみてくださいね。

また、洗顔後のケア方法にもポイントがあります。
一番大切なことは、とにかく肌を乾かさないこと
スキンケア化粧品を選ぶ際は、保湿成分が多く含まれたアイテムをチョイスしましょう。
角層までしっかりと潤いを届けることで、長時間うるおいをキープできる肌作りを行うことができます。

乾燥予防をしっかりと行い、肌荒れや赤ニキビを防ぎましょう。

【監修医師】久保田 潤一郎
医学博士 久保田 潤一郎 もっと詳しく
久保田潤一郎クリニック院長 元杏林大学医学部助教授(形成外科学)
日本形成外科学会専門医・日本レーザー医学会永年レーザー専門医

杏林大学医学部卒業。慶應義塾大学病院に勤務し、医学博士号取得。後に、杏林大学医学部助教授(准教授)として診療を行うかたわら、後輩の指導にも熱心にあたる。数々の臨床・研究を重ね、多くの形成外科・美容外科の治療のほか、レーザーや光線療法により様々な皮膚のトラブルに対処し、皮膚レーザー療法を確立。国内外の医学会だけに留まらず、各種講演会でも積極的に講演し、自らの治療・基礎研究を主とした様々な情報や最新情報を広く伝えている。

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