肌のキメを整えるために意識したい注意点とスキンケアのポイント

女性男性ともに憧れる美肌の条件といえば、キメの整った肌。 「キメ」は、肌の表面の凹凸の様子を表す言葉で、このキメが細やかで整っているほど、肌表面はなめらかでツヤがあり、ファンデーションをはじめとするメイクのノリもよくなります。 逆に、キメの粗い肌は弾力やハリが失われ、毛穴やシワが目立ちやすく、メイクのノリも悪いために見た目も老けた印象になりがちです。 もし美肌を目指すなら、まずはこのキメを整えることがポイントです。 キメは、乾燥や生活習慣、年齢によるもの、間違ったスキンケアなどさまざまな要因に影響されます。キメに関する正しい知識を知って、適切なスキンケアを行うことがキメを整えるためには大切です。 今回の記事では、そんな肌のキメを整える際に注意しておきたいポイントや、おすすめのスキンケア方法についてご紹介します。 ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの予防対策、エイジングケアとしても参考になる内容なので、今肌悩みがある人もない人も、ぜひチェックして役立ててみてくださいね。 肌のキメを整える

キレイになるポイントは肌のキメを整えること?

なぜ、キメの整った肌が美しい肌なのでしょうか。 そもそも、キメとは何か。美しい肌とキメとの関係性について見ていきましょう。

キレイな肌と「キメ」の関係

まず、ハリがあり透明感のあるキレイな肌はキメが整っていることが多く、化粧ノリも良く、さわるとフワフワと柔らかい感触がします。 一方、キメの粗い肌はざらつきがあり、くすんでいることが多いです。 キメは、肌表面の状態に関わるものなので、さわり心地や見た目の状態からも整っているかどうかが分かりやすいかもしれません。

肌のキメと言われる皮膚の構造

そもそもキメと言われる皮膚の構造は、一体どうなっているのでしょうか。キメの構造について、詳細を見ていきましょう。 キメとは、肌表面に刻み込まれた細かな凹凸のことです。 基本的な皮膚の構造として、皮膚の表面には、細かい網目状の溝(皮溝)と、ふっくらと盛り上がった部分(皮丘)があり、見た目は三角形の網目が張りめぐらされているような状態になっています。 いわゆるキメが整った肌は、この三角形の凹凸が規則的に並んでいる状態、キメが粗い肌は、この三角形が不揃いの状態を言います。 この三角形が細かければ細かいほど、シミやシワも目立ちにくくなり、美しい肌の印象を与えます。 この整ったキメを保つために大切なのは、肌のターンオーバーを乱さないことです。 肌のターンオーバーは、古い肌細胞や傷ついた肌細胞から、新しい細胞に入れ替わるサイクルのことです。 このサイクルが乱れて、肌の新陳代謝がうまく行われないと、古く傷ついた角質が排出されずに蓄積し、キメの粗い肌になりやすくなってしまいます。 肌のキメの比較

肌のキメを整えるために注意したいこと

では、肌のキメを整えるためには、普段からどのようなことに注意すればよいのでしょうか。 いくつかの注意点をご紹介します。

肌への刺激を避ける

まず気を付けたいのは、肌への刺激です。摩擦や圧力、紫外線などの外的刺激は、肌にダメージを与え、肌のキメが粗くなる原因になりやすくなります。 そして、肌への刺激はターンオーバーを乱す原因にもなるので、肌から水分が蒸発するのを防いだり、外部刺激から肌を守るバリア機能の低下を招き、健康的な肌をキープすることが難しくなってしまいます。 肌のキメを整えるためには、できるだけ肌への刺激となるものを避け、肌がダメージを受けないようにすることが大切です。 例えば、紫外線を浴びやすい外出の際は、帽子をかぶったり、場所に合わせてSPF値の高い日焼け止めを使用するようにするなど、紫外線対策をしっかり行うようにしましょう。

肌の乾燥を避ける

乾燥も、キメを整える健やかな肌づくりには大敵です。 乾燥によって、皮丘の膨らみが小さくなったり、皮溝が広がってしまうことがあるため、肌のキメが粗くなる原因になりやすく、結果的にガサガサとして不快な肌質になってしまう可能性があります。 季節による乾燥だけではなく、暖房やクーラーなどによる空気の乾燥、加齢によるエラスチンやコラーゲンといったハリを保つ成分の減少など、肌の乾燥状態を引き起こす要因になるものは複数あります。 毎日の乾燥予防対策をできるだけ心掛け、肌のうるおいを守るように努めましょう。

生活習慣を乱さない

きめ細やかな肌をつくっていくためには、紫外線や摩擦、乾燥といった外からの刺激から肌を守るだけではなく、内側からのアプローチも必要です。 特に、生活習慣の乱れは血行不良につながります。 血行が悪くなると、肌のターンオーバーにも影響が出ると言われています。睡眠不足、ストレス、運動不足、食生活の乱れなど生活習慣の乱れにも、十分注意しましょう。 食事については、栄養バランスが偏らないように食べ物を選ぶことに加え、美肌のための栄養成分としても知られるビタミンCビタミンAなどを積極的に摂取するように心掛けるとよいでしょう。

肌のキメを整えるスキンケアのポイント

以上の注意点を踏まえた上で、さらにキメを整えるスキンケアについてもポイントをご紹介していきましょう。

ポイント1 十分な保湿で乾燥を予防する

先述したように、肌の乾燥は、キメを乱れさせる大きな原因になりやすいものです。 例えば、外気だけではなく、加齢による皮脂の減少や、毎日の生活習慣の乱れが乾燥につながる要因となることがあります。 特に、生活習慣でいえば、洗顔後は注意が必要なシーンの一つです。 なぜなら、洗顔後は、洗顔によって肌に本来必要な皮脂まで取り除かれてしまったり、肌の水分が蒸発して水分量が減りやすく、乾燥しやすいタイミングだからです。 乾燥を予防するためには、肌に刺激の少ないものや保湿成分が配合されている洗顔料で顔をやさしく洗い、ぬるま湯で洗い流すようにしましょう。 また、洗顔が終わったらそのまま放置せず、すぐに化粧水や美容液などの化粧品で肌に水分を与えるようにしましょう。 コットンに化粧水をつけ、やさしくパッティングしながら肌に化粧水をなじませることで、角層までうるおいが浸透しやすくなります。 水分を与えた後は、乳液やクリーム、ローションやオイルなどで油分も補い、水分の蒸発を防ぐようにすると効果的です。

ポイント2 スキンケアアイテムを見直す

もしも肌の調子が悪いと感じたら、洗顔やスキンケアアイテムを見直すと良いでしょう。 例えば、洗顔料、クレンジングをはじめ保湿ケアに使っているアイテムなども、保湿成分がしっかり配合されたものを選ぶようにすると、肌荒れ予防の乾燥対策としてはより効果的です。 おすすめアイテムとしては、セラミドヒアルロン酸コラーゲンなどの保湿力のある美容成分が配合されたものなどです。 さらに、長時間肌に水分を与え続けて乾かさない、乾燥予防処方のアイテムであればよりしっかりと肌の乾燥を防ぐことができます。水分と油分のバランスをきちんと整えられ、肌に刺激を与えないやさしいアイテムが良いでしょう。 また、今使っているアイテムが、自分の肌に合っておらず、肌を刺激している可能性も考えられます。 敏感肌であれば、低刺激性、無香料、無着色、アルコールフリーといった、できるだけ肌に負担を与えないアイテムを選ぶようにするのがおすすめです。 それでも、肌質は敏感肌、脂性肌、乾燥肌といったように人それぞれタイプが異なるため、これがいいアイテムだと一概にいうのは難しいでしょう。 もしも新しいアイテムを使う際は、できるだけパッチテストを行って、自分の肌に合っているかどうかを事前にチェックするのが望ましいといえます。 各アイテムは、配合成分だけではなく、テクスチャー、香り、価格もそれぞれに違うため、使用感やコスパも人によって異なるでしょう。 成分のチェックは前提にしつつ、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

肌のキメを整える

 

日々の乾燥予防習慣を身につけて、キメの整った肌を目指しましょう

肌のキメを整えるために注意すべきことやスキンケアのポイントを見てきましたが、いかがでしたか。 美顔器の使用や角質ケアなど、世の中にはいろいろなケア方法がありますが、今回ご紹介したケア方法は今日からでも家でできる、シンプルなケアばかり。乾燥予防ケアなどのポイントを参考に、ぜひ習慣化してみてください。 また、バランスの取れた良い食事、快眠快便、軽い運動を続けることも肌のキメを整えるのに大切です。 日焼けや夜ふかし、過度な運動、疲れを溜めない生活も意識しましょう。 もしも、対策をしたものの、改善がされなかったりする場合は、皮膚科などに相談し、自分の肌状態や肌質にあった治療法を検討してみるのも一つの手でしょう。 日々のスキンケアと生活習慣で良好な肌状態をサポートし、キメの整った肌を手に入れましょう。

 

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【監修医師】久保田 潤一郎
医学博士 久保田 潤一郎 もっと詳しく
久保田潤一郎クリニック院長 元杏林大学医学部助教授(形成外科学)
日本形成外科学会専門医・日本レーザー医学会永年レーザー専門医

杏林大学医学部卒業。慶應義塾大学病院に勤務し、医学博士号取得。後に、杏林大学医学部助教授(准教授)として診療を行うかたわら、後輩の指導にも熱心にあたる。数々の臨床・研究を重ね、多くの形成外科・美容外科の治療のほか、レーザーや光線療法により様々な皮膚のトラブルに対処し、皮膚レーザー療法を確立。国内外の医学会だけに留まらず、各種講演会でも積極的に講演し、自らの治療・基礎研究を主とした様々な情報や最新情報を広く伝えている。

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