肌のハリが低下する原因は?保つために取り入れたい日常習慣

肌のハリは、見た目の年齢、肌の美しさに直結するため、美容を気にしている方なら、誰でも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
加齢によるたるみや、最近では長時間マスクを付けることで、顔の表情を変えることがあまりなくなり、表情筋が衰えてしまったと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

肌のハリはメイクで再現することも難しいので、素肌力を上げることが大切。
今回はそんなお肌のハリについて、たっぷりとご紹介します。

ハリ

肌のハリが低下する原因

見た目にもかなり影響を及ぼす肌のハリ。では、ハリのない肌はなぜ生まれてしまうのでしょうか。
ここでは、肌のハリが低下する原因についてご紹介します。
思い当たる項目がないか、確かめながら読んでみてください。新しい発見があるかもしれません。

紫外線によるダメージ

紫外線ダメージは、真皮のコラーゲンやエラスチンを破壊する要因になり、ハリのある肌の大敵。
コラーゲンエラスチンは、ハリや弾力を作るために欠かせないタンパク質の一種です。
紫外線で破壊されると、コラーゲンとエラスチンが減少し、肌がしぼんだ印象になってしまいます。

コラーゲンとエラスチン、肌の皮膚構造について、分かりやすくまとめた記事はこちら。ぜひ、目を通してみてくださいね。

乾燥

ハリのある肌は、乾燥していない十分にうるおった肌のイメージがありませんか?
肌が乾燥している状態は、見た目だけの問題ではなく、バリア機能の低下を招き、肌トラブルの原因になりやすいという側面もあります。

肌のバリア機能について、基本的な情報をこちらの記事にまとめました。
美肌作りに欠かせない情報がたくさんあるので、ぜひチェックしてくださいね。

ハリのある肌とない肌

ターンオーバーの乱れ

肌のターンオーバーは、表皮の新陳代謝のこと。
ターンオーバーが早まると未成熟な角質細胞が生まれてしまい、未成熟な角質細胞は、水分を保持する機能が十分ではないため乾燥し、うるおい不足を招くという悪循環に陥ってしまいます。
ターンオーバーが乱れると、肌の保湿力が低下し、ハリのない肌につながりやすいため注意が必要です。

肌のターンオーバーについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてはいかがでしょう。ぜひ、読んでみてくださいね。

肌のハリを保つために取り入れたい日常習慣

肌のハリを保つには、短期間に集的なケアをするのではなく、日々の継続的なケアをすることが重要です。
ここでは、ハリを保つために必要なケアについてご紹介します。
どれも簡単なことばかりですが、少しのケアでも長く続けることで、効果がしっかりと現れます。毎日のスキンケアを振り返りながら、チェックしてみてくださいね。

乾燥予防

肌のハリを保つためには、日頃から乾燥を予防することが大切です。
洗顔後はもちろん、乾燥が気になるときは肌に保湿アイテムを塗るほか、こまめに水を飲んで体の中を健やかな状態に保つことも大切。
空気の乾燥も、肌のうるおいを奪う原因になるため、部屋の湿度が低い場合は加湿するなど、生活環境にも目を向けて、乾燥予防対策を行うと良いでしょう。

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紫外線対策

紫外線は、肌の水分を奪う原因になります。
外出するときは日焼け止めを塗ったり、帽子、日傘などを使ったりして、紫外線対策をすることもお忘れなく。
室内にいる場合であっても、窓からの日差しで、紫外線ダメージに繋がることも
外出時だけでなく、1日中家で過ごすような日でも、日焼け止めを塗ることがおすすめです。

敏感肌の方は、ノンケミカル処方のアイテムなど、肌への刺激になりにくい日焼け止めを探して、アイテム選びを工夫することがおすすめ。
使用前にはパッチテストを行い、肌に合うか試すと、さらに安心して使用できるので良いでしょう。

メイクの前に日焼け止めを塗ることが面倒な方は、SPF表示のある化粧下地を使うことがおすすめです。
紫外線対策を習慣化できるほか、日焼け止めの塗り忘れもなくなるので安心ですよ。

運動

体を動かすことで血行が改善され、肌に必要な栄養が行き届きやすくなるため、運動をすることは健康的でハリのある肌に導く効果が期待できます。
運動は短期集中で行うのではなく、継続的に行うことが大切。定期的に体を動かすことを、習慣づけましょう。

また、運動だけでなく、日々の食事も健康的な肌作りに欠かせないポイントです。普段から栄養バランスを考えた食事を取り入れることも大切にしましょう。

乾燥肌の方が積極的にとりたい栄養素について、こちらの記事にくわしくまとめました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

肌のハリを保つために行いたいスキンケアのポイント

ここでは、ハリのある肌をキープするために気をつけたいことを3つご紹介します。
どれも日頃から肌ケアをしている方にとってはおなじみのことばかりですが、基本のステップをきちんと踏むことが、美しい肌への第一歩。
ぜひ、ご自身のスキンケア習慣を見直してみてくださいね。

化粧水は水分が行きわたるように塗る

洗顔後の肌は無防備で、外部刺激にとても弱い状態。洗顔後はすぐに、化粧水やローションを使って水分を与えましょう。
化粧水は顔の隅々に行きわたるよう、丁寧になじませましょう。
化粧水の後は乳液やクリームを使用し、油分で水分を逃がさないようにすることも、乾燥予防の大切なポイントです。
乾燥がひどい場合は、美容液を塗るのも良いでしょう。

スキンケアアイテムは優しく塗る

スキンケアアイテムを肌に塗る時、強い力で塗るとそれが刺激となり、肌のバリア機能を低下させる要因になってしまうことも。
肌のバリア機能の低下はさらなる乾燥を招き、ハリのある肌になりづらくなってしまうという、負のループを引き起こしてしまいます。
化粧水や乳液、オールインワンゲルなどの保湿アイテムを使用する際は、優しく肌に塗るよう注意しましょう。

また、クレンジングや洗顔時の力加減にも気をつけて。汚れを落とそうとゴシゴシこすったり、力を入れて顔を洗ったりすると、肌への刺激になってしまう場合があります。
適量を手に取り、肌の上をすべらせるように優しく洗うよう心がけましょう。

同じ理由から顔のマッサージをしすぎることも、肌への刺激になる可能性が高いため、あまりおすすめしません。

保湿成分が豊富なスキンケアアイテムを使う

乾燥を長時間防ぐためには、保湿成分を多く含んだアイテムを使うと良いでしょう。
肌のうるおいを長時間キープできると、忙しい日中でもみずみずしくハリのある肌を維持しやすくなり、メイク崩れやメイク時の乾燥を防ぐことができます。
保水力の高いセラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、プロテオグリカンなどの保湿成分が配合されたスキンケアアイテムがおすすめです。

ハリ

乾燥予防で肌のハリ感をキープ

肌のハリは日常習慣やスキンケアにより、随分改善できるもの。
一つ一つは小さなことですが、毎日の乾燥予防ケアや生活習慣を改めることで、状態はぐっと良くなります。

ハリの低下の原因は、加齢や乾燥のほか、糖化の可能性もあります。
肌のハリをキープしているのは真皮にあるコラーゲン繊維エラスチン繊維。また、ヒアルロン酸に代表されるムコ多糖類も、皮膚のハリに関連しています。

コラーゲン繊維とエラスチン繊維は両方ともタンパク質の一種ですが、糖化というのは、このタンパク質や脂肪が糖と結びつくことによって劣化する生体反応のこと。
血液中に余分な糖分があると、体内のタンパク質や脂質と結びついて変質させ、糖化最終生成という老化物を作り出してしまうのです。

糖化が進むと肌の伸縮性が失われ、ハリがなく、シワっぽい印象の肌になってしまいます。糖化を防ぐためには、適度な運動や睡眠が大切。
生活を整えることで、肌の印象も変わってくるので、スキンケアはもちろん、毎日の生活習慣にも気を配りましょう。

もしすでに肌のハリが失われていて、毛穴の開きやシミ、シワが目立つという方は、美白アイテムの使用やポイントケアを取り入れてみることもおすすめです。
皮膚が薄く乾燥してすい目元はシワもできやすいためアイクリームを使用したり、毛穴やシミが気になる方は美白成分の入ったスキンケアアイテムを使用したりと、肌悩みに合わせて商品を選ぶと効果的。
お肌が弱い方は、購入時に医薬部外品や薬用の表示がついたものをチェックしてみてくださいね。

お肌のハリについて、いかがでしたか?
肌の状態を改善したいという方は、自分の肌悩みに合わせて化粧品を選ぶ、UVカットをしっかり行う、洗顔後はすぐに乾燥予防を行うなど、簡単に取り入れられそうなことから始めてみてください。
毎日の積み重ねにより、透明感のある美しい肌を目指しましょう。

【監修医師】久保田 潤一郎
医学博士 久保田 潤一郎 もっと詳しく
久保田潤一郎クリニック院長 元杏林大学医学部助教授(形成外科学)
日本形成外科学会専門医・日本レーザー医学会永年レーザー専門医

杏林大学医学部卒業。慶應義塾大学病院に勤務し、医学博士号取得。後に、杏林大学医学部助教授(准教授)として診療を行うかたわら、後輩の指導にも熱心にあたる。数々の臨床・研究を重ね、多くの形成外科・美容外科の治療のほか、レーザーや光線療法により様々な皮膚のトラブルに対処し、皮膚レーザー療法を確立。国内外の医学会だけに留まらず、各種講演会でも積極的に講演し、自らの治療・基礎研究を主とした様々な情報や最新情報を広く伝えている。

この記事を読んだ方に

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この記事を読んだ方に

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