前回、商品の「ウラ」に隠れた、成分のちょっとすごい話をお伝えしましたが、今回はその成分表のウラに隠された秘密について、深掘り! さまざまなスキンケア商品開発に携わってきた美容のプロみゆっきーに聞いてみました。

美容開発担当 みゆっきー
メディプラス入社2年、一児の母。
長年処方開発に携わってきた美容のプロで、
前職ではシートマスクなどの人気商品を開発。
成分を見て一番驚いたのはどこ?
最初に成分を見たとき「まさに水分!!」って思ったんです。
もちろん、ただの水じゃなくて、水になじむ保湿成分なんですが、ここまで油分に頼らないゲルは今まで見たことがない。特にメディプラスゲルは99%が水溶性成分。一般的にオールインワンならもっとクリームに近い設計にしがちですが完全に『水分で整える』発想に衝撃でした。正直「ちょっとやりすぎじゃない?」って思ったくらい(笑)。でもそれと同時に、だからあのスーッとなじむ感覚が叶うのか…と腑に落ちました。
普通じゃないと思ったところは?
独自成分オゾン化グリセリン※1配合の点も印象的でしたが、それ以上に驚いたのが「肌にないものはできるだけ入れない」ことへの徹底ぶり。前回の記事でご紹介したジャングルジム構造のおかげで、うるおいが時間差で浸透※2することに加えて、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンの多層保湿が「ずっと乾かさない」を作り出す。ぶっちゃけ、「え? ここまでやる?」と思いました。
あえてゲルの弱点を挙げるなら?
メディプラスゲルは、形をつくる成分がほぼ「カルボマー」メインという、めずらしい設計です。
そのため、触れるとパシャっととけるような感触が生まれますが、その分、形を保つのが難しいという弱点があります。その不安定さをなくすため、普通なら複数の成分で固さを出すのですが、メディプラスゲルはあえてそうしなかった。
それは複数重ねると、塗ったときに皮膜感が出てしまうから。肌が弱かったアケミ会長が「それだけは避けたい!」と考え、不安定であってもこの形を選んだ…。その姿勢を成分構成から知って、感動しました。
ただ、その心地よさと引き換えに、ポンプ式でないと安定しにくいという課題も抱えています。詰め替えの開発が難航しているのも、実はそんな理由からです(汗)。
※1 整肌成分 ※2 角質層まで

「楽をする」ためじゃない。
「肌を楽にする」ために作られたゲル
この独特の使用感があまりに珍しかったので、
入社してすぐに摩擦係数の測定を行ってみたんです。
するとメディプラスゲルは肌摩擦がとにかく少ない。
正直、手間もコストもかかる構造だから、
このゲルのレシピを知っても
「真似して作ろう」と思う人はいないかも(笑)。
それでもこの設計なのは、肌に余計な負担をかけたくないから。
メディプラスゲルは「自分が楽をするため」じゃなく、
「肌を楽にする」を追求して選ばれた処方だと思います。

げるるのひとことウラ話
メディプラスゲル。
カタカナが連続しているのでちょっと読みにくいですよね。
そんなこともあって、
よく「メディアプラスゲル」、「メディカルプラスゲル」
なんて間違えられたりすることも多くて(笑)。
もしよければこの機会に「メディプラスゲル」って
正式名称を覚えてもらえたらうれしいです。
どうでもいいですが、ボクは中華で使う食材が
「六角」なのか「八角」なのかいまだに分からなくなります。

